miso2006-02-09

突然母から祝儀袋を渡されました。
そこには「長い間ありがとうございました」の文字が。
私たちが家に入れていた光熱費を
今まで使わずに積立てていてくれたんだそうです。
言葉が出ませんでした。


ここに一緒に住むようになって5年、
光熱費をいれるようになったのは、
ハニカムが退院して会社に復帰してからだったので
正確には4年位ですが、そんなに長い間
いつか私たちが家を出て行く時の事を考えていてくれたなんて。
その間に私は何回母と喧嘩した?
何回母に暴言を吐いて、
何回家出した?


私がそんな風にしている時も、
母は私の知らないところで私たちの事を考えてくれていました。
母は大きかった。
自分が小さくて情けなくて、悲しくなってきました。
毎月私が光熱費を渡すと
「ありがとう。いつも悪いね」って受け取っていたけど、
こういうつもりなら「ありがとう」なんて
言わなくてよかったのに、お母さん。


あと一か月で引っ越しという時に、
母の深い想いを知って、感謝の気持ちでいっぱいです。
「長い間ありがとうございました」。